御慶
富くじに凝っている八五郎。ある年の暮、梯子の上に鶴がとまっている夢を見た。これは運の良い夢だとかみさんの着物を質に入れ、
早速富くじを買いにでかけた。鶴は千年で、はしごは八四五だから鶴の千八百四十五番のくじをくれと言うが、
その番号はついさっき売れてしまったという。結局くじを買うことができなかったが、その帰り道、易者に梯子は登るものだから、
それは鶴の千五百四十八番としないとだめだと言われた。そこでもう一度富くじを買いに行くと、今度はこの番号を買うことができた。
富の当日、この番号が大当たり・・・。
別名:八五郎年始、富八
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