水屋の富
水屋というのはつらい商売で、雨が降ろうが雪が降ろうが一日も休むことができない。ある独り身の水屋が富を買ったところ、この富が当たった。
これでやっと楽ができると思ったが、代わりの水屋が見つかるまではこの商売をやめることができない。
当たった金を縁の下に隠して商売に出るが道で誰かに会えばこいつに金を取られやしないかと気になってなかなか家の前から動くことができない。
お客のおかみさん連中に怒られながらもなんとか商売から帰ってくるとこんどは金を取られる夢を見て気が休まるときがない・・・。
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