錦の袈裟
町内の若い衆が集まってこんな話をしている。隣町のやつらが女郎買いに行って、ちりめんの長じゅばんの揃いを着て踊りを踊ったそうな。
これだけなら別に何のことはないが、お前らにはこんな金のかかった遊びはできないだろうと馬鹿にされたものだから、
何か見返す趣向を考え出そうということだ。
そのうち一人があることを思いついた。
「質流れの品で錦の布が10枚ある。これをふんどしにして相撲甚句でも踊ればみんな驚くぞ」。
そうと決まれば善は急げで早速遊びに行くことに。ところが与太郎の分の布が足りない。
与太郎さんお寺に行って、坊さんに錦の袈裟を借りてくることに・・・。
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