らくだ
ならず者のらくだの家にやって来た兄貴分の熊。
らくだがふぐにあたって死んでいるのを発見するが銭がないので始末に困っていた。
そこにたまたま通りかかった屑屋の久さん。熊につかまってしまい、
長屋で香典を集めてこいだの、大家から酒と煮しめをせしめてこいだの、色々使いをさせられて・・・。
屑屋の酔って変貌していく様子が、凶暴になったり、
陽気になったりと、演者の解釈によって異なりますが、
六代目笑福亭松鶴師匠の、酔っ払ってどんどんふてくされていく仕種や、
五代目古今亭志ん生師匠が晩年に演じた、ハナから度胸の片鱗を窺わせる屑屋は絶品。
(二人共、高座にあがる前から酔っ払っていたという話もありますが・・・)。
別名:らくだの葬礼
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