三方一両損
左官の金太が道で財布を拾った。中をあらためると書付に印行、それに金が三両入っている。
書付に「神田竪大工町、吉五郎」とあるので家まで届けに行くと、落とし主の吉五郎は書付と印行は
もらっておくが金は持って帰れと言う。江戸っ子の金太、そんな金を持って帰る気はさらさらない。
受け取れ、持って帰れと言い合っているうち、とうとう取っ組み合いの大喧嘩になった。
仲裁に入った大家まで巻き込んで、ついにはお奉行さまに願い出ることに・・・。
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